
「ZEH」と「GX志向型住宅」の違いとは?
みなさん、こんにちは。
大阪府・北摂エリアで「子どもの才能を引き出す家」をつくる、リブランドです。
近年、省エネ性能を備えた住宅が注目を集めています。そのなかでも「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」と「GX志向型住宅」という言葉を耳にすることが増えてきました。どちらも環境に配慮した家づくりですが、それぞれの特徴や違いを理解し、自分に合った住まいを選ぶことが大切です。
■「ZEH」とは?
ZEHは、住宅の年間エネルギー収支をゼロ以下にすることを目指した家です。これは、以下の3つの要素を組み合わせることで実現されます。
1.断熱性能の向上
・断熱等級5以上(UA値0.6W/㎡K以下 ※地域による)
・高性能な断熱材やLow-Eガラス窓を採用
2.省エネ設備の導入
・高効率エアコン、LED照明、エコキュートなどを活用
・エネルギー消費量を従来の住宅と比べて20%以上削減
3.創エネ設備(太陽光発電など)の導入
・4kW以上の太陽光発電システムが推奨される
・余剰電力は売電することで電気代削減にもつながる
これらの条件を満たすことで、年間のエネルギー消費量を±0以下(実質ゼロ)にできるのがZEHの最大の特徴です。国の補助金制度(例:子育てグリーン住宅支援事業)を活用でき、40万円〜60万円程度の補助を受けられるケースもあります。

■「GX志向型住宅」とは?
GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅は、ZEHの基準をさらに上回る高性能な省エネ住宅です。ZEHと比較して、脱炭素社会の実現を強く意識した住まいであり、以下のような特徴があります。
1.ZEHを超える断熱性能
・断熱等級6以上(UA値0.46W/㎡K以下)
・高性能樹脂窓やトリプルガラスを採用
2.さらなる省エネ化
・太陽光発電に加え、蓄電池やHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を導入
・エネルギー消費量を30%以上削減
3.環境負荷を低減する建材の使用
・低炭素素材や再生可能エネルギーを活用した建材を採用
・建築時のCO₂排出量削減にも貢献
GX志向型住宅は、政府のGX推進政策の一環として補助金対象となることが多く、160万円の補助を受けられるケースがあります。
どちらも環境に配慮した住宅ですが、目的や価値観に応じて最適な選択をすることが重要です。リブランドではどちらの住宅にも対応可能なので、興味のある方はぜひご相談ください。