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みなさん、こんにちは。

大阪府・北摂エリアで「子どもの才能を引き出す家」をつくる、リブランドです。

今回皆さまにお伝えしたい内容は、お子さまの“しつけ”についてです。“しつけ”がどのように家づくりと関係するのか、そしてどのような工夫をするのが良いのか、お話したいと思います。

子どもの“しつけ”はどうして必要?

しつけとは、礼儀・作法を教え込むこと。そしてそれは、社会のルールを守るということの練習になります。社会には法律やルールが存在し、その規律を守ることができるかは当たり前のようであって、実際は訓練して初めて身につくものです。しつけがその訓練となり、後の非認知能力を培うという面でも重要なのです。

しつけ”が子どもの将来の年収を高くする?!

きちんとしたしつけを受けて育った子どもと、そうでない子どもでは、将来の年収に差がつくという研究結果があります。

神戸大学の教授が、1600人程度の社会人に対して子どもの頃にしつけられたことに関するアンケートをとりました。

・勉強をする

・ルールを守る

・他人に親切にする

・嘘をついてはいけない

これら4つの項目をすべてしつけられた人と、1つもしつけられていない人では、年収において約86万円もの差が見られたそうです。(引用・参考:西村和雄・平田純一・八木匡・浦坂純子『基本的モラルと社会的成功』https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/14j011.pdf

このことからも、幼少期のしつけが将来の子どもにとって大きな影響を及ぼすということが分かります。

“しつけ”につながる家づくりの工夫

子どものしつけのファーストステップとして取り入れやすいのが、お家に「シューズクローク」を設けることです。シューズクロークは家族共有スペースであり、お家の顔となる部分。そして家の外と中とが切り替わる場所だからこそ、しつけの一歩として最適です。

まずは、シューズクロークにお子さま専用のスペースをつくります。そこに自分の靴は自分でしまうこと。そして、脱いだ靴はしっかり揃えることを習慣化させるようにします。

シューズクロークがないお家でも大丈夫。玄関で靴を揃えることから始めましょう。

上手にしつけをするためのポイント

「ちゃんとしまいなさい!」「揃えてって言ってるでしょ!」と叱ってしまっては、子どもも余計にやりたくなくなってしまいますし、「怒られるからやる」という意識になってしまいます。

上手に促すためには、靴を置く場所にシールを貼って「ここに靴を置けたら80ポイント。きれいに揃えて置けたら100ポイント!」「どっちがきれいに置けるか勝負だよ!」など、ゲーム性を持たせて楽しくコミュニケーションを図りながら習慣化させることです。

そして注意したいのが、「きれいに」「ちゃんと」という定義は曖昧だということ。子どもにとっては「きれい」だと思っているかもしれませんし、人によってその捉え方は異なります。シールを貼って位置を決めたり、見本を見せたりと、具体的な定義をつくってあげてください。

シューズクロークがあればいい、というわけではない

ここまで読んでくださった親御さんなら理解してくださっていると思いますが、シューズクロークをつくればいい、シューズクロークがあれば才能が伸びる、というわけではありません。それをいかに生活に活用していくか、上手にしつけに取り入れるかが重要です。

シューズクロークはオープンタイプ、ウォークインタイプ、ウォークスルータイプ、どんなものでも構いませんが、1点だけ注意があります。お子さまの靴をしまう場所はお子さまが手の届く場所に設定し、出し入れがしやすいスペースを用意してあげましょう。

まとめ

想像してみてください。お子さんがお友達の家に遊びに行ったとき、さっと靴を揃えられるでしょうか?逆に、お子さんのお友達が遊びに来たときに靴を脱ぎっぱなしの子と、きれいに揃える子がいたとしたら、印象は変わるでしょうか?

…与える印象はもちろん、将来の年収まで左右するのであれば、やはり日々のしつけ、日々の訓練はとても大切です。その第一歩として、シューズクロークでのしつけをぜひ取り入れてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。