リブランドが考える「本当に必要な断熱・気密性」とは?
みなさん、こんにちは。
大阪府・北摂エリアで「子どもの才能を引き出す家」をつくる、リブランドです。
毎年1月20日頃が「大寒」とされ、1年で最も寒い時期と言われています。
そこで今回は、当社が考える「断熱・気密性」についてお話ししたいと思います。
断熱・気密性が特に重要になるのは、冬場。中でも、冬場のヒートショック現象には注意が必要です。ヒートショックとは、暖かい部屋と寒い部屋との温度差による急激な血圧変動が原因で、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクのこと。脱衣所とお風呂場、寝室と廊下、リビングとトイレなど、温度差が大きくなりやすい場所を行き来する際にそのリスクは高まります。実はこのヒートショック現象が原因で亡くなる人の数は、交通事故で亡くなる人数よりも多いことが分かっています。そしてさらに、寒い北海道よりも大阪府の方が、ヒートショックが原因で亡くなる人数が多いそうです!これは、北海道よりも大阪府の既存住宅の方が、断熱・気密性能が低く温度差が激しいことを物語っています。
当社ではすべての住宅においてUA値0.6以下、C値1.0以下を基準としており、全戸に気密検査を実施しています。UA値とは外皮平均熱貫流率を表し、住宅の内部から外部へ逃げる熱量を表します。C値は住宅に存在する隙間の面積を表す数値で、どちらも数値が低い方が高性能ということになります。
近年は「高気密・高断熱」であることが住宅の当然の性能として謳われていますが、大切なのはそのエリアに合った「断熱・気密性能」をしっかり備えることです。限られた予算のなかで、必要なところに必要なぶんだけお金をかける。当たり前のことですが、断熱・気密性能についても同じ考え方です。しっかりと見極めて確かな施工を施し、サッシや設備などはエリアやご予算に合ったものをご提案しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。