【親子のための家づくりQ&A】家族みんなでリラックスできる場をつくるには?
みなさん、こんにちは。
大阪府・北摂エリアで「子どもの才能を引き出す家」をつくる、リブランドです。
子どもの成長と住まいの環境は、とても密接な関係にあります。「住環境が子どもの特性や能力に大きな影響を与える」ということを当社代表の福家自身が痛感し、先進かつ根拠(エビデンス)に基づいた正しい知識を取り入れた「子どもの能力を引き出す家」をつくることに信念を置いています。
そこで、お客様からもよく聞かれる子育て×家づくりに関する質問をご紹介し、お答えしていきたいと思います!今回は「家族みんなでリラックスできる場をつくるには?」というご質問です。
「家族が集う場所」「家族がリラックスできる場所」というと、リビングや寝室を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろんリビングや寝室も大切な空間なのですが、今回おすすめしたいのは「畳を使ったお部屋」です!
畳の材料となるイグサの香りには、森林浴のようなリラックス効果があるとされています。九州大学の研究によると、リラックス時に増大する脳波のアルファ波を測る実験で、畳の部屋にいる人はそれ以外の部屋にいる人の倍の値になったそうです。
また、畳は高い吸放湿性能も持っており、室内の湿度を適度に保つ効果もあります。脳がリラックスできる環境、そして快適な空気環境で、大人はもちろん、子どもや赤ちゃんも心身ともにリラックスできると言えます。
そして心身ともにリラックスできる環境は、勉強や仕事が捗る環境とも言えます。実際に、学習塾で畳を敷いた教室とフローリングの教室で勉強効率に差が出るかどうかを実験してみたところ、畳の教室で問題を解いた方が多くの問題を解答できたそうです。また、勉強後の子どもたちの疲れも、畳の部屋の方が感じにくかったそうです。(北九州市立大学の調査よりhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/60/4/60_4_323/_pdf)
イグサ・畳には程よい弾力性や吸音性、抗菌効果などもあり、赤ちゃんやお子様がいるご家庭にはぴったりの素材です。置き畳でキッズスペースをつくったり、リビング近くに和室や畳コーナーを設けたりすることで、赤ちゃんから大人まで寝転がってリラックスできる環境が整います。
スタディスペースやリモートワーク用のスペース近くに、和室や畳コーナーを設けるのもおすすめです。この場合、オンとオフのメリハリをしっかりつけるという面で効果を発揮します。お子様が畳の方が勉強しやすいと感じれば、そちらをステディスペースにしてしまうのもひとつの方法です。
昨今は畳にもさまざまな大きさやデザインがあり、お部屋の雰囲気やお好みに合ったものを選ぶことができます。家づくりの際は、ぜひ「畳」を取り入れることも検討してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。