介護に伴う住宅改修工事【完成編】
もうそろそろこの家の居住者が施設から戻られまますが、家のなかを移動にストレスが掛からない様に設備を施しました。
普段拠点となる居間からトイレへ向かう途中、今までは手すりがなかった事と、玄関を通過しなければ成りませんでしたので転倒し、玄関土間に落ちると言う危険が有りましたが、それを解消しました。
入口扉を玄関上がり框付近と、階段登り口に設置しましたので、手すりはもちろんアゲサゲ式で、踏切の遮断機の用に成っていますので、ドアの行き来が終わると手すりを倒しておく必要が有ります。
今はむしろ熱いと感じられる季節ですが寒い季節には玄関付近の移動やトイレを使用するには大変なものに成るのでしょうし、暖房機器の設置も検討事項に成ると思われます。
外壁に面したトイレで昔造られた家にはこの様な仕上げが大変多いですが、タイル使用が一段と冬の寒さを引き立ててしまいます。
少しづつ介護に適用した家へと変化も必要と成るのでしょう。
人が住み良い家は永遠の課題でしょうが、ライフスタイルが変化すれば、おのずと家も変化する事を余儀なくされます。
若いうちに家族計画や介護が必要なところまで想像しきるのは難しいかも分かりませんが、変化対応のきく住宅作りが大事でしょう。
我が社が採用するCASA SOLEが適していますよ。