住宅新築工事の基礎部分、ここが大事!
工事着手し最初に行うのは基礎を作るために、掘削という行為を行います。
左右はほぼ敷地いっぱいに建物が建ちますので、基礎が入る部分を正面の重機(ユンボ)で掘って行きます。隣地への影響が無いように簡易では有りますが、土留めを行い、崩壊を防いでいます。
費用は余分にかかることですが、第三者への災害が及ばなないよう配慮が必要です。
掘削中は土砂が散乱している様に見えるので、現場も整然とはしていませんが、掘削が完了し捨てコンクリートを打設すれば見ての通り、スッキリします。
ちなみに捨てコンクリートは次ぎへの段階で、鉄筋配筋を行うために墨出しをします。
墨出しとは・・・・文字通り墨つぼという道具を使い基礎の位置をコンクリートに描きます。
現場において墨出しのセクションは重要で、位置や大きさなど間違えず施工するための大きな図面で、作業員の道しるべとなります。
間違いは厳禁!
場面は少し飛びましたが、配筋が完了し外回りの型枠が設置された状態来ました。ここで図面通りや仕様書通りに施工が出来ているかの検査を行います。
まずは自主検査でそのご検査機関が検査して頂けます。
建物の躯体部分で特に重要で、基本となる基礎の部分だからこそ、入念にチェックし不備がないことを確認です。
万が一不備が有れば直ちに是正路行うのですが、今回は何もなく次工程へ移って行きます。
基礎の耐圧版部分のコンクリート打設です。
上からホースがおりて来ていますが、これはポンプ車のブームから垂れ下がっているものでして、全景をご覧頂くと
こんな感じになっています。
ブルーシートの網が場見えている部分にコンクリートミキサー車からコンクリートを流し込み、ポンプ車にて圧送を行います。
人力で運ぶととてつもなく時間と労力がかかり、現実的なものとはならないでしょう。(しかし昔は人力だったそうです)
耐圧版のコンクリート打設完了し、再度墨出しを行った後に基礎立ち上がりの型枠立込み作業。
めまぐるしく工程が変化しますが、基礎部分の特徴でして順番に基礎の部位を造って行く結果、基礎のカタチとして完成します。
この後の工程としまして、基礎立ち上がりコンクリート打設、養生、型枠解体(ばらし)、埋め戻し、土間配筋、土間コンクリート打設と流れて行きます。
人間がハンドメイドで造って行きますので、細部にまで注意し、間違いが起こらないよう品質の確保につとめ今後も進めて行きます。
次回お楽しみにして下さい。